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皆さまは「唾液」の役割について、考えてみたことはあるでしょうか？
その存在があまりにも当たり前すぎて、働きについてまでは改めて考えてみたことがない、という方がほとんどなのではないかと思います。
実は唾液には、お口の中を健康に保つ上で、大切な働きがたくさんあるのです。その主なものを挙げてみると、
・細菌の繁殖を抑える
・虫歯の再石灰化を促す
・酸を中和して、お口の中を中性に保つ
・お口の中の汚れを洗い流す
・食べ物の味を感じやすくする
・食べ物の消化を助ける
・お口の中を潤して、発声を滑らかにする
といったものがあります。
夜寝ている間は唾液の分泌が少なくなるため、細菌が繁殖しやすくなります。朝起きたときに口の中がネバネバしたり、口臭が気になったりするのは、夜の間に繁殖した細菌の仕業なのです。
夜寝る前の歯磨きは、寝ている間の細菌の繁殖をできるだけ抑えるためにも大切です。また、よく噛んで食べること、舌を動かしたりマッサージしたりすることで、唾液の分泌を促すことができます。
健康なお口を維持していくためにも、ときには唾液にも意識を向けて、しっかりとしたケアwお続けていきましょう。
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