アマルガムの除去について

いつも番町オーラルサージャリー&スキャニング(BOSS)のブログをご覧くださいましてありがとうございます!

そろそろお正月気分も抜けて、日常生活が戻ってきたころだと思います。年末・年始はつい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまったり、生活が不規則になってしまったりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのために歯のケアがおろそかになって、虫歯や歯周病になってしまった!ということのないように、今年もぜひ歯磨きや定期検診をきちんと続けていきましょう。

さて、虫歯の治療と言えば、歯を削ったところに「銀歯」を入れるのが基本的な治療方法です。お口を開くと、白い歯とは相いれない銀色の歯がどうしても目立ってしまい、おしゃべりをしたり笑ったりが苦手になってしまった…という方もいらっしゃるかもしれません。

この銀歯ですが、昔は「アマルガム」という、水銀を40~50%含む金属が使われていました。ここで使われている水銀は「無機水銀」と呼ばれるもので、水俣病の原因となった水銀とは違うものです。

しかし、アマルガム製の銀歯がお口に入っていると、水銀の成分が知らない間に体内に取り込まれ、湿疹や感覚異常、アトピー性皮膚炎が引き起こされる恐れがあると言われています。

現在ではアマルガムが使われることはほとんどありませんが、1990年代までに虫歯の治療をされた場合、当時入れたものがお口に残っているケースがあります。健康のためにもアマルガムを取り除くことをおススメします。

この処置は不用意に行うと、水銀をお口の中に撒き散らしてしまうリスクがあるため、きちんとした対応のできる歯科医院で行うことが望ましいのです。

BOSS(当クリニック)では、このアマルガム除去の治療も行っております。「もしかして、アマルガムかも?」という銀歯のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。