「歯ぎしり」のお話

いつも番町オーラルサージャリー&スキャニング(BOSS)のブログをご覧くださいましてありがとうございます!

今日は大晦日。お正月を迎える準備にお忙しいことと思います。

今年最後のブログは、「歯ぎしり」についてのお話です。歯ぎしりというと、夜寝ている間に歯を食いしばってしまい、ギリギリ・カチカチと音がする状態を思い浮かべる方も多いでしょう。

しかし、歯ぎしりは睡眠中だけではなく、昼間でも起こるものなのです。昼間の歯ぎしりは、例えば緊張したり集中したりしているときに、無意識に歯を食いしばってしまうことで起こります。

昼間の歯ぎしりでは音の出ない場合もあり、なかなか自覚できないかもしれません。しかし、たとえ弱い力によるものでも、顔やあごの筋肉が疲労してしまい、トラブルのもととなるケースがあります。

また、睡眠中の歯ぎしりの場合は、自分では噛む力をコントロールできないために、強い力であごの筋肉を動かしてしまうのです。その結果、朝起きたときに歯やあごが痛んだり、肩や首のこりが取れなかったりという症状が出ることがあります。

歯ぎしりの原因で一番大きいのは、肉体的・心理的なストレスです。また、噛み合わせのトラブルや、飲酒・喫煙・カフェインの摂取による睡眠の浅さが引き金となるケースもあります。

歯科医院では、歯ぎしりに対処するために、マウスピースの装着や噛み合わせの治療、お口の周囲にある筋肉のマッサージなどを行っています。BOSS(当クリニック)ではお口周りのマッサージだけでなく、お顔全体のフェイシャルマッサージもご提供。内と外両方からのアプローチにより、症状の改善につなげます。

とはいえ、一番肝心なのはストレスを解消したり、歯並びを改善したりして、歯ぎしりをする根本的な原因を取り除くことではないでしょうか。

コロナ禍の続いた今年は、何かとストレスのたまる年だったという方も多いと思います。来年は明るいニュースの多い一年になるといいですね。

皆さまが健康に暮らしていけるよう、BOSS(当クリニック)は来年も歯科医療の立場でできる限りのサポートをしてまいります。今年一年間のご支援、誠にありがとうございました。そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。

年の瀬を迎えて、一気に冬本番の寒さとなってまいりました。皆さまご自愛の上、良いお年をお迎えください。

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